STAGE1 すもと町


熊本の天草にある小さな町、すもと町。
深い自然に囲まれた、静かなこの町には、
誰も知らない物語がありました。


町のあちこちにひっそりと息づく「妖怪」たち・・・
そのうちの一人、ある妖怪の少年から
その物語は始まります。



少年の名前は「どんた」


 すもと町に古くから住む「油すまし」という種類の妖怪で、普段は人目につかない古木の中で暮らしています。
 ですが、人間で言えば10歳くらいのどんたは、遊ぶことやワクワクすることが大好き。






たまにいたずらが過ぎてしかられることもあるけど、
本当は優しいおじいちゃんとおばあちゃん・・・

それに、たくさんの
愉快な妖怪の仲間たちが
気がつけばいつもいてくれて・・・



時々ケンカもするけど、どんたにとっては毎日が
キラキラ輝いているかのようでした。


しかしそんなある日、どんたは家の物置であるものを見つけます。
それは一冊の古い本。



大昔のご先祖様が書いたというその本には、
どんたには、まるで別の世界のことと思えるような
壮絶な物語がつづられていました



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