実は、このアコウ大樹のすぐ近くに、数十年前綿花工場があったという。
そこで人が亡くなる事件があったそうで、それが元になり、この樹には亡くなった人の霊が出るらしい、綿花工場で亡くなったためか、その人の思いは人間の形をした綿のような姿となり、以後、妖怪「綿はんげ(綿半化)」としてこの樹の下に現れるようになった、という話が発生したと言われている。
「綿はんげ」というどこかメルヘンチックな響きの名前とは裏腹に、裏に回ってみると結構シビアな背景を持った妖怪なのである。
もっとも、そんなことは露知らず、このホームページのためにキャラクター化された「綿はんげ」は、右イラストのように悩みのなさそうなオシャレな生き物になっている。 |
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↑緊迫感ゼロの綿はんげ |